富士山巡礼神社・仏閣 | 日本富士山協会

富士山本宮浅間大社の起源となる神社で1900年以上の歴史を誇ります。本殿や拝殿はなく、目印は御神木と溶岩の敷石だけ。御神体としての富士山を直接拝む形は、古代の「遥拝所」の姿を今に伝えています。

旧吉原宿の街並みを望む高台、自然豊かな「吉原公園」は、今は伝説の真言密教寺院「東泉院」の寺域にあり、富士市発祥の「かぐや姫伝説」をはじめ、この地の奥底に脈々と流れる富士山信仰の歴史を辿る事ができる場所です。

富士山を信仰するものの修業の場であり、かつての村山登山道の起点でもあった神社です。往時は「興法寺」という寺院に含まれ、現在も境内に大日堂、水垢離場、護摩壇が見られます。気根の発達した大銀杏も圧巻です。

日蓮上人により開山、700年以上の歴史を持ち、京都の本能寺とともに法華宗四大本山の一つに数えられる由緒ある霊場です。「ぬまづの宝100選」にも選ばれています。

北に富士山、南に駿河湾や伊豆半島。東海一の眺望で名高い「岩本山公園」の麓から山頂にかけ、実相寺の広大な寺域が広がっています。約900年に及ぶ歴史があり、日蓮が「立正安国論」の構想を練った地としても有名です。

古よりこの地に鎮座し、東海随一の神格を誇り、地名の由来となった大社です。境内には、重要文化財の御殿をはじめとする建築群が連なり、源頼朝と北条雅子の腰掛石など、歴史にまつわる見どころも多くあります。

富士山から流れた「三島溶岩流」の末端が露出している「鮎壺の滝」に近く、溶岩流が固まってできた「熔岩塚」に鎮座する、大変珍しい地形の神社です。

三島市街地から箱根山麓に入り、人里離れた自然の中佇む日蓮宗本山の古刹です。宗門としては最も初期の寺に属し、老杉に囲まれた2万坪の境内をめぐる「百間塀」も壮観です。

本堂を覆い隠すほどの見事なシダレザクラと、室町時代の連歌師「宗祇」が眠る地として知られています。境内には小さな五輪塔の立つ宗祇の墓所と句碑も置かれ、生涯を旅に生きた詩人らしい風情が漂っています。

南北朝時代、歌人でありながら戦乱に巻き込まれ、佐野原の地で足利軍に敗れ倒れた「藤原朝臣二条為冬卿」を主祭神としてお祀りしている神社です。裾野駅から程近くにあり、「学問と文芸の神」として信仰を集めています。

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