静岡県富士山世界遺産センターは平成25年6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えていくための拠点施設です。センターでは、「永く守る」、「楽しく伝える」、「広く交わる」、「深く極める」の4つの柱を事業として、国内外の多くの方に歴史、文化、自然など、富士山を多角的に紹介しています。

富士山本宮浅間大社の前身で、社殿の代わりに富士山を仰ぎ見る遥拝所が設けられ、富士山に鎮火の祈りをささげたと言われている。

富士山の五合目では最も高く、標高2400メートル。中腹から見上げるため、いつもと違う印象の富士山に会える。眺望は素晴らしく、市街地や駿河湾が一望できる。宝永火口まで近いので散策ができる。

富士山の雪解け水が、高さ20メートル、幅200メートルの湾曲した絶壁から、大小数百の滝となって流れ落ちる。

大宮・村山口登山道の起点の浅間神社。村山修験者の信仰を集めた。境内には大日堂と身を清めた水垢離場がある。

富士講の祖、長谷川角行が洞穴修行の拠点とした溶岩洞穴で、角行の死後、富士講の聖地として巡礼者に崇められた。

4月20日と8月20日の前後1週間に現れるダブルダイヤモンド富士。自然に囲まれた神秘的な湖面に浮かぶ様は、息を飲むほど美しい。

富士山の湧水が流れ落ちる美しい滝。源頼朝が富士の巻狩りの折に一夜の陣を敷いたことからその名が付いたとされる。

「静岡県のみずべ100選」のひとつ稲子川。
200種類以上の植物とギフチョウが生息する緑豊な源流域には、天子の七滝と呼ばれる滝が点在し、変化に富んだ美しさを見せてくれる。
一部通行できないところがある。

富士川の河幅が一気に狭まる釜口峡は、古の旅人に恐れられた舟旅の難所。曲がりくねった河の流れと両岸に続く絶壁が壮大な景観を作り出している。